在宅人工呼吸器療法

T-バード


人工呼吸器  Tバード VS  を 使用。
右のホースで酸素を供給・自宅では、酸素濃縮器、外では酸素ボンベ
下の黒いところは、ルームエア取り入れ口


内蔵バッテリー 48ボルト
外部バッテリーは、48ボルトの専用設計になっているため
値段が高く不便なため 自動車用バッテリーを使っています。
自動車用バッテリーは、どこでも手に入りやすく 値段も手ごろです。
外出時 インバーターで バッテリー12ボルトを 交流100ボルトに変換しています。
(ストレッチャーを参照)

呼吸回路
 呼吸器⇒バクテリア・フィルター⇒加温加湿器⇒本人⇒呼気弁⇒排気
 
 呼気弁で回路の開閉を 行い 呼吸をコントロールしています。


高圧アラーム

普段のPIP圧力から 少し高めに設定してます。カニューレに分泌物が付着すれば
抵抗になりアラームが鳴ります。
痰のつまりは、慣れれば送気の時の音でわかります。

低圧アラーム

回路を大気に開放すれば警報が鳴る設定値にします。


アンビューバッグ

アンビューバッグ
吸引後のサチユレーションの低下したとき、人工呼吸器のトラブルの時に使用。
呼吸器の近くに置いてあります。
緊急時にすぐ使える場所に保管すること。
手元に無い場合、マウス・トゥ・マウスの要領でカニューレに息を吹き込む。
一分一秒を争う場合は、有効手段です。

回路の滅菌


 回路交換・・2週間に1回 呼気弁・回路・バクテリアフィルター・チャンバーを交換
 ミルトンやテゴーなどの消毒液に 呼気弁や回路などを 30分ほど浸けて消毒後 水洗い後 乾燥させて
 滅菌処理を 依頼します。
 オートクレープなどの滅菌では、コネクター・W回転コネクターなどは、できません。
 我家では、テゴーで消毒後 水洗い・乾燥後 使っています。

 最近 EOG滅菌をしてくれるところがあり すべて滅菌に出せるようになりました。 


トラブル

アラームの音は、周りの人に聞こえる大きさに設定する

トラブルについて
呼吸回路の外れなどは、警報アラームがなりますが 呼吸回路など使っていくうちに 小さい破れなど
判り難いものあります。おかしいと思ったら回路を手で少しずつ触ってチェックしていきます。
破れが見つかった場合ビニールテープできつく巻いて 応急処置をします。

人工呼吸器本体 
いくら高額な機械でも 故障はします。不調なときは、アンビューバッグなどに変えてメーカーなど
連絡先に連絡します。 必ず呼吸器の警報アラームが鳴ると思いますから あわてずに対応します。

故障 1. 吸引の為カニューレから回路を外したところ アラームと共に送気停止がありました。
故障 2. 内部の弁の異常な振動(共振?)により 送気が振動状態になりました。
メーカーへ連絡して適切な対応をしていただいています。

カニューレのつまり
カニューレがつまれば当然 高圧のアラームが鳴ります。
すぐに 吸引などの処置をします。
もし 呼吸が止まるなどした場合 吸引後 アンビューバッグで呼吸を確保します。
アンビューが近くにない場合 マウス 対 マウスのように カニューレから 口で呼気を
送ります。 一刻を争う場合には、有効だと思います。

トラブル時は冷静に対処する

必要物品・薬品

・カニューレ(気切の方)、呼気弁、回路、チャンバー、バクテリアフィルター、W回転コネクター、アンビューバッグ
・滅菌水(呼吸器の加温加湿器の水)、Yカットガーゼ、絆創膏、滅菌綿棒、
・イソジン、ハイポアルコール


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