在宅で生活するうえで参考になれば・・・・
医薬品は、かかりつけの医師、薬剤師に相談してから使用してください。
アレルギー、過敏症など体質により あわないことがあります。
在宅で 美穂が使用している薬品です。
かかりつけの 病院で使用していた薬品を主に使っています。
写真左から 消毒用エタノール、5%ヒビテン液、マスキン液5w/v%、イソジン液、ハイポアルコール、
テゴー51 10%
・消毒用エタノール(メーカー一般) 酒精綿、アルコール綿・・・・カテーテルの拭き取りなどに
・5%ヒビテン液(グルコン酸クロルヘキシジン5w/v% 住友製薬) 手指、皮膚の消毒に 消毒用エタノールにいれ エタノール溶液にして使用。
・マスキン液(クロルヘキシジン製剤 5w/v% 丸石製薬) 吸引瓶、器具の消毒
・イソジン液(ポピドンヨード製剤 明治製菓) 気管切開部、IVH(中心静脈点滴)部の消毒に使用、外用消毒剤・・・手術時の消毒に使用する薬品
・テゴー51 10%(塩酸アルキルジアミノエチルグリシン製剤 アズウェル) 吸引カテーテルの消毒
・ハイポアルコール 吉田製薬 ヨード脱色剤・・・イソジンの拭き取りに
・気管吸引は、必要最小限にし、カテーテルは、数種類準備する。(家では、8・10・12Frがあります)
・カテーテルは、消毒液に浸けておくか 滅菌された新しいのを使い捨てにする。
・消毒したピンセット、手袋など無菌的に行い、消毒液が気管に入らないように 吸引前にカテーテルを
滅菌水で 吸引してすすいでから 吸引する。 使い捨ては、捨てる。
吸引圧は、高すぎずに行い 深さは、カニューレの長さ+1センチぐらいに
吸引後 消毒用エタノール綿で カテーテルの汚れをふき取り 滅菌水でカテーテル内の汚れを流し
続いて 消毒液を吸い 消毒液に浸けておく。
・消毒液、滅菌水は、毎日交換する。
・必ず 無菌的に行う。
・カテーテルを入れる容器は、煮沸消毒(10分以上)など行い 埃など入らないように フタツキの容器など
で ジャムなどの瓶など便利。
・手前左 気管吸引カテーテル保管用消毒剤 テゴー51 0.1%液・・・滅菌水100mlあたりテゴー51 10% 1ml
・手前右 気管カテーテル洗浄用水 気管吸引後 カテーテルを酒精綿で汚れをふき取り カテーテルの中を洗い流します。
・左奥 鼻用吸引用水
・右奥 酒精綿・・・綿花+消毒用エタノール
消毒用エタノール・・・・・76.9〜81.4%
エタノール、無水エタノールがありますが これは、滅菌水で薄めて消毒用エタノール濃度にするため
家庭で行うのは、手間がかかります。消毒用エタノールを買ったほうが使いやすい。
毎日交換してます
・吸引は、必要最小限にし 吸引圧は、 200mmHgぐらいまでに
・水を吸引して消毒液を洗い流し 挿入時に吸引圧がかからないようにして(カテーテルを折り曲げる、
三方活栓などで止めておく)鼻・口から入れる
・分泌物などのあるところで 吸引圧をかけ、ゆっくり回転させながら吸引する。
・咽頭の吸引で嘔吐することのないように 鼻から耳までの距離が カテーテルの入れる長さの目安
・吸引後 消毒用エタノール綿でカテーテルの汚れを取り 水でカテーテルの汚れを流し、消毒液を吸い
消毒液に浸ける。
・下の写真 乳児用 鼻の吸引器も便利です。吸引器に取り付ければ 吸引しやすい。
カテーテルを 鼻腔へ 入れて吸引するよりは、負担が少なくて済みます。